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「保護のしおりのチェックシート」改訂版(ポイント制)を作成しました!

 私たちは、「わたしのまちの生活保護 チェックポイント~見てみよう!(保護のしおり・HP)行ってみよう!(福祉事務所)」の取組みを呼びかけてきました。
 このたび奈良県において、「保護のしおり」をチェックした結果に点数をつけてランキングすることで顕著な成果が得られたため、「保護のしおり」のチェックシートを全面改訂しました。

 チェックシート(エクセル)の各チェック項目について、評価基準にしたがって評価欄のタグの◎〇△×を選んでいただくと自動的に点数計算されるようになっています。
 ぜひ、新チェックシートを活用して、あなたの街(都道府県や市など)の全福祉事務所の「保護のしおり」のランキングを行い、改善にむけた取組みをしていただくよう、お願いいたします。

保護のしおりチェックシート(2024年改訂版) Excel
※ファイルをダウンロード後、入力が可能になります。



見てみよう行ってみよう聞いてみよう
印刷版 PDF


 生活保護制度は、誰もが「健康で文化的な最低限度の生活」をいとなむことができるよう、生活に困った人の命と暮らしを支える大切な制度です。
 でも、残念なことに、生活保護制度には誤解や偏見がつきまとい、制度を利用できるはずの人のうち2割程度しか利用できていません。その原因のひとつには、政府や自治体の広報や窓口体制の不十分さがあります。
 
 「わたしのまち」の生活保護は、生活に困った人、さまざまなしんどさを抱えている人にとって、優しく使いやすいものになっているでしょうか?
 チェックして改善を求めてみましょう。


①見てみよう!
「保護のしおり」やホームページをチェックする
 生活保護の利用を考える人が制度内容を知る手がかりとなるのが「保護のしおり」や自治体のホームページ。でも、中には誤った情報や誤解を招く記載があったり、必要な情報が記載されていなかったりします。
 何をどのように記述するか、完璧を求めるのは難しい面もありますが、少なくとも誤った情報や誤解を招く記載はなくし、より良い内容となるようチェックしてみましょう。

手順①:切手を貼った返信用封筒を入れて、福祉事務所設置自治体に、「保護のしおり」の送付を依頼する。

送付依頼文例 PDF


  ↓
手順②:別紙チェックシートに基づいて「保護のしおり」やHPをチェックする

保護のしおりチェックシート(2024年改訂版) Excel
※ファイルをダウンロード後、入力が可能になります。



※チェック例(改定前のシートによる例です)

小田原市(改定前後)編 
神奈川県・同県政令市編
神奈川県中核市・一般市編


  ↓
手順③:チェックの内容を福祉事務所設置自治体に還元し、是正を求める。


②行ってみよう!
生活保護の窓口は、相談に訪れた人にとって親切なものになっているか。窓口に行って確かめてみましょう。

福祉事務所チェックシート PDF Q1~Q6


【良い例】
相談室に絵や観葉植物が飾っている、待合室に子ども用のおもちゃや絵本などが置いている等

【悪い例】
「STOP!不当要求」「不正受給は犯罪です」「監視カメラ作動中」などのポスターがこれ見よがしに貼ってある、監視カメラがある、「さすまた」がこれ見よがしに置いている等


それぞれ写真を撮るなどして情報提供をお願いします。

③聞いてみよう!
 生活保護の窓口が親切できめ細かい対応がなかなかできない理由には、ケースワーカーの人員不足や専門性の不足があります。
 あなたのまちの生活保護窓口の職員体制がどうなっているか、聞いてみましょう。

福祉事務所チェックシート PDF Q7~Q11

<みなさんへお願い!>
◆各地での取組みの結果を集約します。当会までぜひ、取組情報をお寄せください。

2024/2/1


【緊急集会】外国人×生活保護




動画はこちらから



資料はこちらから

2024/1/9





いのちとくらしを守るZoom学習会 第23回


学び合える隣国

韓国(国民基礎生活保障法)調査報告会


 韓国では、1999年、「国民基礎生活保障法」が制定され、それまでの恩恵的な「生活保護法」から「権利としての福祉」へ大きく転換しました。
 法制定を推進した強力な市民運動に学ぶため、2023年10月、訪問調査した結果を報告するとともに、日本での運動にどう活かすかを考えます。ぜひ、ご参加ください。
(調査先:参与連帯、福祉国家ソサイエティ、ムン・ジニョン教授とソン・ギョンヨン神父、ノムヒョン市民センター。詳細な報告資料配布予定)

日時 2024年2月17日(土)13~15時

方式 Zoomオンライン
※当日欠席者には録画URL送信あり

報告者
吉永 純(花園大学教授)
小久保 哲郎(弁護士)
佐竹 正徳(大阪経済法科大学学生)
大山 小夜(金城学院大学教授)

質疑・意見交換(助言者)
宇都宮 健児(弁護士)
尾藤 廣喜(弁護士)


参加費(事前振込)
1,000円
※クレサラ対協・生保対策会議会員、生活困窮者は無料


支払い方法  以下の金融機関の口座にお振り込みください。
<金融機関>
京都銀行 尼崎支店
普通 30994 全国クレサラ・生活再建問題対策協議会

参加申込URL
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_sZdib4ceTgKw4tKr2myq-w



主催: 全国クレ・サラ生活再建問題対策協議会、生活保護問題対策全国会議



2024/1/5




オンライン臨時議員研修会

こうすればできる「保護のしおり」の改善

チェックシート(改訂版)とランキングで大きな成果!


 私たちは、2017年、「保護のしおり」のチェックシートを公表し、各地で改善のための取組みを行うよう呼びかけていましたが、今般、奈良県で全15自治体の「保護のしおり」のチェックだけでなくランキングを行うことでマスコミの注目も集め、大きな成果があがりました。そのノウハウに学び、とりくみを全国に広げましょう!

日時 2024年2月7日(水)18~20時

方式 Zoomオンライン
※当日欠席者には録画URL送信あり

趣旨説明・助言者 吉永 純(花園大学教授)
報告者 赤山泰子(奈良県の生活保護行政をよくする会事務局)

参加費(事前振込)
議員2000円、その他1000円(生活困窮者は無料)


支払い方法  以下の金融機関の口座にお振り込みください。
<金融機関>
ゆうちょ銀行 0九九支店
当座 0319553 生活保護問題対策全国会議
<お願い>
お振り込みの際に、振込名義人の前に「0207」をつけてください。

参加申込URL
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_88JB1-4iRYyY3Be5dx3P4Q





2024/1/5


自宅で死亡した生活保護利用者を3カ月間放置していたことが問題になっている東京都江戸川区に対して、私たちは、2023年8月21日、「生活保護行政に関する公開質問状」を提出しました。
http://seikatuhogotaisaku.blog.fc2.com/blog-entry-489.html

これに対して、同区からは、同年9月4日付で以下の回答書が届きました。
回答書

しかし、同区の検証方法には、
1 当事者的立場にある区議会副議長を含む「検証・検討委員会」内に「第三者専門委員会」を設置し、これにまさに当事者である同区幹部らで構成する「内部検討委員会」が終始伴走するという異例の三層構造で、検証委員会としての中立性・独立性に疑問があること
2 原則公開といいながら原則非公開であって、公開部分の傍聴にも制限が多いこと
などの疑問があります。

そこで、私たちは、9月19日、改めて江戸川区に対し、以下の「生活保護行政に対する公開質問状(2)」を提出しました。





2023年9月19日


生活保護行政に関する公開質問状(2)


東京都江戸川区長
斉藤 猛 殿
生活保護問題対策全国会議
代表幹事 弁護士 尾藤廣喜
(連絡先)530‐0047大阪市北区西天満3-14-16
西天満パークビル3号館7階 あかり法律事務所
電話06(6363)3310 FAX06(6363)3320
事務局長 弁護士 小久保 哲郎


 当会の2023年8月21日付け「生活保護行政に関する公開質問状」に対する、貴殿の令和5年9月4日付け回答を拝受しました。ご多忙中にご対応いただいたことにつき感謝申し上げます。
 しかしながら、貴殿の回答書及びその後の検証・検討委員会の推移を拝見していますと、当会が上記公開質問状で示した懸念点が全く解消されないだけでなく、むしろ、あらたな懸念点や疑問が生じましたので、本書において、改めて意見を申し述べるとともに質問事項に回答されたく要請致します。
 御多忙中に短い時間設定で恐縮ですが、2023年9月29日までに上記連絡先あてに書面にてご回答いただきますよう、よろしくお願い致します。回答内容は当会HPなどで公表させていただきますので予めご承知おき下さい。
 なお、本書面については、検証・検討委員会の委員の方々にも事前に配布していただけますよう、お願い致します。

1 異例の三層構造による検証スキームと手順について
 第1回検証・検討委員会で配布された資料(15頁)によれば、今般の検証作業にあたっては、区議会副議長を含む「検証・検討委員会」内に学識経験者3名、医師、弁護士の5名からなる「第三者専門委員会」を設置し、それとは別に副区長2名を正副委員長として福祉部をはじめとする関連部署の幹部で構成する「内部検討委員会」が終始伴走するという、異例の三層構造のスキームとなっています。
 しかし、第1に、このような検証スキームでは、本来検証の対象とされるべき貴区幹部が検証の内容及び結果に大きな影響を与え、これを歪めるおそれが極めて大きいと言わざるを得ません。
 特に、第1回の専門委員会と検証・検討委員会が開催された本年9月5日に先行して、本年8月7日から28日にかけて、既に関係職員111名中103名の内部検討委員会によるヒアリングが終了しているということですが(上記資料21頁)、本来検証の対象とされるべき貴区幹部が主体となって行われるヒアリングでは、現場の職員が事実や意見を率直に述べることができないばかりか、第三者たる専門委員がヒアリングを行う段階では、既に貴区幹部にとって都合のいいストーリーに沿った「供述がため」が行われているおそれが否定できません。
 第2に、事実認定や評価、本件に関する検証作業は「第三者専門委員会」のみで行うとのことですが、貴区の「検証・検討委員会」設置要綱には「第三者専門委員会」の役割や権限について特段の定めもないだけでなく、肝心の再発防止策の検討については「検証・検討委員会」において行うとのことです。これでは、前の公開質問状で指摘した、当事者的立場にある区議会副議長が検証作業に関与するという問題が解消されたものとはいえません。
 以上のとおり、貴区が構築した検証スキームは、検証委員会の独立性・第三者性に大きな疑問が残ります。専門家からなる「第三者専門委員会」が真に独立して主体的に検証作業のすべてを行うことができるよう、検証スキームそのものを再構築するか、少なくともそれに近い運用となるよう格段の配慮が必要であると考えます。
 ついては、以下の点についてご回答ください。
1-1 当会は、行政機関の第三者検証委員会において、上記のような三層構造の検証スキームが採用された例を寡聞にして知りませんが、貴区が上記検証スキームを採用するにあたって参考にされた前例があればご教示ください。仮に、そうした前例がないのであれば、どなたがどのような意図で発案されたのかご回答ください。
1-2 検討委員会の開催前に関係職員に対するヒアリングを先行させることについて、上記のような懸念点があることを検討されましたか。また、上記のような懸念に及ばないということであれば、その根拠をご教示ください。
1-3 事実関係の解明のためには、第三者専門委員会が、貴区幹部の影響を受けない状況下で、直接関係職員等からのヒアリングを十二分に行う必要があると考えますが、いかがお考えでしょうか。

2 検討過程の公開について
 貴殿の回答書によれば、検証・検討委員会の審議については、「公開することを原則」としつつ、①情報公開条例にいう不開示情報を取り扱う場合、②公開することで率直な議論を妨げ又は審議の公正を害するおそれがある場合には非公開とするとのことですが、実際には、内部検討委員会での検討内容はもちろん、専門委員会での審議内容は非公開とされ、検証・検討委員会の審議もその一部は非公開とすることを前提としているようです。これでは、原則非公開であって、原則公開とは到底いえません。そもそも、検証委員会の議論は市民の目からの批判に耐えうるものでなければならず、検証委員会において「公開することで率直な議論を妨げ又は審議の公正を害する」議論が行われているとすれば、その議論の信頼性自体に疑問が生じかねません。
 また、第1回検証・検討委員会で配布された資料についても、当会の要請によって、ようやくHPに掲載されたものの、議事録については本書発出時点においても掲載されておらず、いつ掲載されるかの目途も不明です。
 さらに、第1回検証・検討委員会(9月5日18時開始)の傍聴についても、当日の午前8時30分から午後3時までの間に電話で申込む方法しかなく、1回の電話で複数人の申込みはできず、報道関係者でさえ1社につき原則1名(撮影のための補助員1名のみ追加可)と極めて制限的であって、出来る限り傍聴されたくないという隠蔽の意図を疑わざるを得ません。
 神奈川県小田原市の「保護なめんなジャンパー事件」後に設置された検証委員会では、傍聴希望者に対する万全の配慮と資料や議事録の速やかな公開等によって、検証過程が完全に公開された中で充実した議論が行われることで保護行政に対する市民の信頼を取り戻していきました。貴区においても、こうした先例にならった真摯な取り組みが期待されています。
 ついては、以下の点について、ご回答ください。
2-1 非公開とする検証過程については、いかなる意味で「公開することで率直な議論を妨げ又は審議の公正を害するおそれがある」のか、より具体的に明らかにしてください。
2-2 傍聴については、一定期間オンラインを含めた申込みを可能とし、マスコミ関係者については自由に膨張できるようにすべきと考えますが、いかがですか。
2-3 公開とする検証過程については、小田原市のようにHPに特設ページをつくり、資料や議事録等をすみやかに掲載すべきだと考えますが、いかがですか。
2-4 非公開とする検証過程についても、検討の概要その他可能な範囲でその内容を明らかにすべきだと考えますが、いかがですか。
2-5 「検証・検討委員会」の運営方法や再発防止策の検討の参考とするため、小田原市において検証作業に従事した方の経験や意見を聴く機会をもつことが有益ではないかと考えますが、いかがですか。

以 上

質問状
2023/9/19


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