
印刷版(PDF) のダウンロードはこちらから click!
生活保護問題対策全国会議結成8周年記念集会
”生活保護バッシング”を乗り越えて
つくりだそう、真の福祉国家を!
2012年の「生活保護バッシング」を経て、2013年から今年にかけて、史上最大規模の生活扶助基準の引き下げや生活保護法「改正」、住宅扶助基準や冬季加算の削減が相次いでいます。一方、生活扶助基準の引き下げに対しては、2万件を超える不服申立てがなされ、22道府県で700人を超える原告が裁判に立ち上がるという、当事者による運動も前代未聞の規模で広がっています。
いわば時代の転換点にある今、日本を真の福祉国家に作り直していくために、私たちは何をすれば良いのでしょうか?福祉国家として有名なスウェーデン在住の研究者をお招きし、運動経験豊富なパネリストの皆さんと一緒に考えたいと思います。
ぜひ、ご参加ください。
日時 2015年7月4日(土)13時~
(12時30分受付開始)
場所 日司連ホール(日本司法書士会連合会・地下1階)
アクセス
申込不要・入場無料
プログラム
■特別報告「住宅扶助基準引き下げに現場でどう対抗するか」
講師:小久保哲郎(弁護士・当会議事務局長)
■基調講演
「スウェーデンの福祉に見る普遍主義と社会権〜誰でもいつでもどこでも」
講師:訓覇法子(くるべ・のりこ)さん(日本福祉大学教授)
【訓覇さんのプロフィール】ストックホルム大学社会福祉学部博士課程修了(Ph.D.)。現在、日本福祉大学福祉経営学部・医療・福祉マネジメント研究科教授。専門は社会政策、比較福祉論。主な日本語著書:『実践としての・科学としての社会福祉:現代比較社会福祉論』『アプローチとしての福祉社会システム論』法律文化社。
■パネルディスカッション「スウェーデンに何を学び、日本でどう活かすか」
コーディネーター:尾藤廣喜(弁護士・当会議代表幹事)
パネリスト
・辻清二さん(全国生活と健康を守る会連合会副会長)
・藤井克徳さん(日本障害者協議会(JD)代表)
・大塚敏夫さん(労働者福祉中央協議会(中央労福協)事務局長)
・訓覇法子さん
※この集会は「ソーシャル・ジャスティス基金」の助成を受けて開催します。
主催 生活保護問題対策全国会議
後援 公正な税制を求める市民連絡会