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生活保護問題対策全国会議10周年記念集会
「人間らしく生きる権利を求めて ~ジェットコースターの10年間~」
2007年6月3日、京都アスニーの定員400名の会場で、520名もの参加者が廊下まであふれかえった発足集会。あの興奮からもう10年が経ちました。
北九州餓死事件、通院移送費問題、年越し派遣村、母子加算復活、生活保護バッシング、生活保護基準の引き下げ、法改正・・・。ジェットコースターのように、この間ほんとうにいろんなことがありました。総じて生活保護には厳しい逆風が吹き続けた10年間でしたが、運動があったからこそ勝ち取れたものも少なくありませんでした。
世界も日本も激動の今、10年間の活動を振り返り、これから10年の取り組みの糧となるような集会にしたいと思います。ぜひ多数ご参集ください!
【日時】2017年6月24日(土)
13時~17時(受付開始12時30分)
【場所】しんらん交流館 大谷ホール
〒600-8164 京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町199
TEL 075-371-9208
JR京都駅烏丸口から徒歩10分
予約不要・参加費無料(カンパ歓迎)
【主催】生保護問題対策全国会議
[本件の問い合わせ先]あかり法律事務所 担当弁護士 小久保 哲郎
TEL:06-6363-3310 平日9~18時
以下、敬称略
■進行
徳武 聡子 (司法書士、当会議事務局次長)
■開会あいさつ
小久保 哲郎 (弁護士、当会議事務局長)
■リレートーク「ジェットコースターの10年を振り返る」
安形義弘(全生連会長)、○雨宮処凛(作家)、○稲葉剛(住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人)、○宇都宮健児(弁護士)、小野慶(司法書士)、○河添誠(元首都圏青年ユニオン書記長)、北村祐司(中央労福協事務局次長)、高木佳世子(筑紫女学園大学准教授)、○藤井克徳(日本障害者協議会代表)、○藤川里恵(AEQUITAS)、藤藪貴治(元北九州市職員)、水島宏明(ジャーナリスト)、松尾徳大(精神科医)、○渡辺潤(生活保護面接員)
※○はビデオメッセージ・表記はあいうえお順
■パネルディスカッション「人間らしく生きる権利を求めて」
コーディネーター 吉永 純 (花園大学教授、当会議幹事)
全国公的扶助研究会会長。福祉事務所20年、生活保護ワーカー12年の経験を生かして、貧困問題、生活保護、無料低額診療制度等を研究。著書は「生活保護『改革』と生存権の保障」(2015年)明石書店など。
尾藤 廣喜 (弁護士、当会議代表幹事)
70年、厚生省入省。75年、京都弁護士会に弁護士登録後、数々の生活保護裁判を勝利に導いてきた。日弁連・貧困問題対策本部副部長。著書に「生存権」「生活保護『改革』ここが焦点だ!」(共著)など。
和久井 みちる (元生活保護利用者、当会議幹事)
大卒後、高齢者、障がい者などの分野で介護・支援に 携わった後、地方公務員として福祉現場を経験。その後、DV(ドメスティック・バイオレンス)によってうつ病を発症し、失職。生活保護制度を活用しながら年半を過ごす。現在は就労し、支援に関わりながら当事者として発信すべきことを日々模索中。
原 昌平 (読売新聞大阪本社編集委員)
1998年からホームレス・生活保護問題を取材。医療、社会保障を中心に社会的弱者の側に立った報道を長年続けている。ネットのヨミドクターのページに「貧困と生活保護」の論考を長期連載。精神保健福祉士の資格も持つ。
■リレートーク「これからの10年に向けて」
福成 優香 (関西学生アルバイトユニオン(かんゆに)会計)
和田 信也 (生活保護基準引き下げ違憲訴訟大阪弁護団事務局長)
渡辺 寛人 (NPO法人POSSE事務局長)
■閉会あいさつ
尾藤 廣喜 (弁護士、当会議代表幹事)