2017(平成29)年8月
大阪市の生活保護利用者「確認カード」と
ビッグデータ分析を曲解した吉村市長提案
に関する記者会見のお知らせ
ビッグデータ分析を曲解した吉村市長提案
に関する記者会見のお知らせ
大阪市の4区において生活保護利用者の顔写真付きの「確認カード」の作成・交付が事実上強要されていることが発覚しました。私たちは、この「確認カード」の問題点を指摘するとともに事実関係について質問する公開質問状を大阪市等に対して提出します。
また、大阪市は大阪市立大学と共同で生活保護に関するビッグデータ分析を行いましたが、この分析結果を受け吉村市長が、①来阪後すぐの生活保護受給を審査する特別チームの設定、②受給期間が長期化する母子世帯に対する就労支援強化に言及しています。しかし、市長の提案は分析結果を曲解した根拠のないもので、いたずらに生活困窮者を追い詰め
るおそれが大です。
この2点について大阪市に公開質問状・意見書を提出後、説明のための会見を開催しますので、取材・報道いただければ幸いです。
【日時】
8月8日(火)14時~
大阪市保護課に書面提出・懇談
場所:本庁2階保護課会議室
15時30分~ 記者会見
※前の会見が長引けば遅れる可能性があります。
場所:大阪市政記者クラブ
【参加者】
○ 冨田慎平(弁護士)
○ 円山直子(浪速生活と健康を守る会顧問)
○ 大口耕吉郎(全大阪生活と健康を守る会連合会会長)
○ 中山直和(元大阪市ケースワーカー)
○ 井上賢二(大阪府保険医協会副理事長・姫島診療所医師)
○ 生田武志(野宿者ネットワーク代表)
○ 芦田麗子(シンママ大阪応援団サポーター・大学講師・社会福祉士)
○ 浪速区の生活保護利用当事者 複数名