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ジャンパー事件から考える


「生活保護なめんな」ジャンパー事件から考える-絶望から生まれつつある希望
生活保護問題対策全国会議/編著
尾藤廣喜、小久保哲郎、田

川英信、藤藪貴治、渡辺潤、橋本真希子、西田真季子、稲葉剛、雨宮処凛、吉永純/著

A5判/144頁  2017年7月発行
1500円(税別)

小田原市で発覚した衝撃の「生活保護なめんな」ジャンパー事件…。 生活保護利用者を侮蔑するジャンパーなどを10年もの間、職員は身にまとい続けることができたのか? 問題の核心はなにか? 全国の福祉現場に「見えないジャンパー」は蔓延していないか? 小田原市ジャンパー事件発覚を契機に、生活保護行政の問題点と改善の道筋を、生活保護利用者、弁護士、研究者、福祉職員、ジャーナリストが考え合い、提起する話題の労作。

その後、小田原市では画期的な検証作業によって、生活保護行政が大きく改善されようとしている。それは、「絶望から生まれつつある希望」でもある。その詳細を、本書は網羅する。 「検証委員会報告書」、改訂『生活保護のしおり』も全文収録。

【目次】

はじめに 「生活保護なめんな」ジャンパー事件をどう見るか ………尾藤廣喜

1章 ジャンパー事件の背景、その後の経緯、そして改善への課題………小久保哲郎
2章 改善された小田原市『生活保護のしおり』………田川英信
3章 全国の「見えないジャンパー」問題を解決するために………藤藪貴治・渡辺 潤

寄稿
◆小田原市生活保護問題について感じたこと、考えたこと……橋本真希子
◆背景にある生活保護バッシング……西田真季子
◆「住まいは人権」が欠如した小田原市生活保護行政の問題点……稲葉 剛
◆変わり始めた小田原市……雨宮処凛

終章 小田原市「生活保護行政のあり方検討会報告書」を片手に、
利用者と「ともに命を輝かす」ケースワーカーに………吉永 純

検討会報告書、改訂『生活保護のしおり』全文所載

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