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アップが遅くなりましたが、いのちとくらしを守る何でも相談会実行委員会が2021年10月23日に実施した相談会(第10弾)の集計です。

相談集計PDF版はこちらからダウンロードできます。


「過去10回の件数・割合の推移表」はこちらからご覧いただけます。
相談者や相談種別の変化の傾向がお分かりいただけると思います。




コロナ災害を乗り越える いのちとくらしを守る
何でも電話相談会【第10弾】 集計報告


1.実施
・日時 10月23日(土)10時~22時
 (地域により終了時刻は異なります)
・開催地域 29都道府県・41会場
・電話回線 96回線
・相談員数 延べ270名 

2.相談件数 229件

3.分野別相談件数

生活費問題 114件
うち、生活保護に関する相談 63件

給付金・助成金に関する相談 43件
住宅問題 16件
うち、家賃滞納に関する相談 4件 
住宅ローンに関する相談 3件
債務問題 25件
労働問題(被用者) 21件
事業問題(事業者) 5件
家庭問題 10件
健康問題 18件
他 49件



4.相談者の年代別件数

10代 0件
20代 3件
30代 25件
40代 40件
50代 65件
60代 23件
70代以上 29件



5.相談者の性別件数

男性 118件
女性 106件
他  0件



6.職業・地位別相談件数

自営業者 20件
家族従事者 1件
フリーランス(個人事業主) 6件
会社などの役員 0件
正規職員、従業員 26件
パート、アルバイト 24件
契約社員 5件
派遣 7件
嘱託 1件
その他 6件
不明 10件
非該当(無職) 94件


 
7.月収別相談件数

~10万 64件
~20万 25件
~30万 5件
~40万 1件
~50万 1件
51万~ 0件



8.所持金別相談件数

ない 24件
~1000円 12件
~5000円 7件
~1万 1件
~10万 13件
~20万 3件
21万~ 18件



9.アンケート「国の施策を評価しますか」

全く評価しない 28件
評価しない 15件
どちらともいえない 29件
評価する 5件
高く評価する 0件





■相談概要
1.生活に関する相談
(1)生活保護
ア.忌避感

・60代男性 介護ヘルパー(在宅)をしていたが、コロナ感染を恐れて昨年6月に退職。その後、仕事が見つからず、月10万円弱の年金で生活してきたが、いよいよ逼迫。生活保護申請したいが、身内に知られるのは気が進まない。
・70代女性 無農薬野菜の販売をしていたが売上が減って生活が厳しい。持続化給付金は受けたが他に支援制度はないか。以前、生活保護を勧められたが絶対に受けたくない。
・50代男性 就職しても長続きしない。収入がないため国保料を滞納している。生活保護や緊急小口資金融資は受けたくない。
・50代男性 契約社員で派遣切り。自己破産歴あり借り入れが出来ない。仕事を探しているがパートやアルバイト求人のみ。生活できる仕事に就きたい。生保は受けたくない。

イ.その他
・50代女性 精神障害1級。生活保護受給中。灯油・電気代値上がり。2年後の退去費用が不安。
・70代女性 夫がコロナ感染で死亡。年金10万円で病気がちなので、預貯金も近々尽きる。今後の生活が心配だが、持ち家なので生活保護は受給できないのでは?
・30代女性 来年2月に出産予定。協議離婚をしたが、生活のこともありしばらく同居。自分は収入も資産もない。元夫から生活費も受けられない。同居解消のため、生活保護の申請をしたが、生活保護の担当者から「入居まで日数を要する。新居に移るまで医療費は出るが生活費は支給できない」と言われた。
・60代女性 農協の選果場で働き始めたがシフトが不安定かつ働く日が少なく、9月は約8000円しかなかった。これでは生活できない。手持ちのお金もなくなった。母が残した家に住んでいる。相続手続き中。生活保護は持ち家があると申請できないと聞いた。国保も滞納ある。
・50代男性 生活保護を申請したら親戚に扶養照会があるのか。車を持っているが売却しなければならないか。社協の借り入れがあっても生活保護を受けられるか。返さなくてもいいのはどういう場合か。
・生活保護を申請したが、まだ決定が下りない。
・生活保護受給中。うつ病で内服中。生活保護を受ける際に車を手放せと言われた。田舎なので通院、介護に困っている。オール電化のローンが残っている。汲み取りトイレの代金も全額払えず分割にしてもらったが集金できないと言われている。役所の対応に腹が立ち、マスコミや裁判に訴えたい。
・生活保護受給中。担当ケースワーカー、福祉事務所に対して不信感あり。
・生活保護受給中(14年間)。この度福祉事務所担当者より「指示に従う」同意書の提出を初めて求められた。何をされるか、全服従を求められているようで不安。
・40代男性 生活保護を受けて4年、妻とは離婚。再就職できずに破産手続きを進めている。生活できない。

(2)給付金・助成金
・仕事を首になって生活が苦しくなってきた。生活保護は以前受けていたが、今はもう受けたくない。なにか支援制度はないのか。
・50代女性 総合支援資金の再貸付が不承認となったため、生活困窮者自立支援金を申請しているが、借金を返済している人には支給できないと言われて困っている。
・特例貸付を借り切ったが、生活困窮者自立支援金は使えず。この制度は使えない、ひどい制度だ。
・コロナによって収入が半減。子どものWiFiや卒業などに伴い出費が重なり、借金もある。支援金制度は複雑で申請していない。どうしたらいいか。
・離婚して一人暮らしをしている。週5日のバイトでは生活ができないため、何か使える助成制度はないか。
・50代男性 うつ病で障害者年金の申請をしたが断られた。小口資金、少額給付は利用した。生活できない。
・30代女性 看護学生、子供2人。住宅援助が12月で打ち切られる。援助の延長できないか?生活が苦しい。
・50代女性 自分も家族にも障害がある。総合支援資金の申請をしたが落ちてしまった。理由は不明。自分に万が一のことがあった場合、家族の面倒は誰がみればいいのか。
・新型コロナウィルス感染症対応休業支援金・給付金の受付窓口はどこか。
・ルームシェアしている場合、同居者の収入が世帯収入となり各種支援制度の制限要件にひっかかってしまい利用できない。

(3)失業者
・日雇いの仕事が無くなって年金だけに。生活苦しい。
・40代女性 求職中だが見つからず、探し疲れた。PCや家電製品など貧乏人に関係のない物が安くなっても何にもならない。食料が高くなり困っている。
・40代女性 求職活動中。特例貸付を借りたが返せるか不安。将来もらえる年金は月4万円程度。生活保護かと思うが、なかなか受給できないと聞く。
・50代男性 無職なので就職したい。とりあえず食べ物がほしい。
・男性 大都市で働いていたが、コロナの影響で業務が繁忙。精神的にきつくなり感染状況も心配して退職した。今は田舎に転居したが仕事がみつからない。緊急小口資金も申請したが自己都合退職にて不支給。現在は預貯金で生活。
・50代男性 コロナの影響で会社が業績不振となり、もう雇えないと言われ自己退職。現在も2ヶ月分給与が支給されていない状態。
・40代男性 昨年6月に雇止め。その後、就職できず。受けられる支援策は全て活用した。ほかに何か利用できる制度はないか?
・70代男性 今年の2月末にシルバー人材センターからの仕事がなくなり、今仕事がない。健康状態に問題もないため働きたい。
・コロナの影響で失職し、新たな仕事が見つからない。年金暮らしの親からお金を借りてしのいでいるが、これ以上は無理。病院に行けていない。何か使える制度はないか。独りで手続するのは不安。
・60代男性 求職中。仕事が見つからない。手持ち預金が50万円。家賃3万2千円、非課税世帯。この先不安。
・飲食業。仕事がなくなった。体調悪く仕事に行けない。息子の収入15万円。生活が苦しい。携帯は一年間支払い猶予、電気代も払えない。

(4)その他
・夫は営業職で完全歩合給。妻は派遣社員だが派遣先がない。夫には離婚歴があり、月8万円の養育費と借金の返済が4万円程ある。生活ができないため、総合支援金に申請し6ヶ月使い切った。
・60代女性 母親の介護を長くやっていたので本来の事業が十分できなかった。収入減った。年金加入していなかったので資格がない。
・障害年金が支給されたが、銀行から引き出した14万円が入った封筒を紛失した。貸付をしてもらい、今後支給される障害年金から返済することはできないか。障害年金と合わせて生活保護を受けており、生活保護からは借入返済はできないと聞いている。
・障害年金を受給。コロナの関係で仕事が減った。
・米のJA買い取り価格が下落し、借金150万円も払えず生活できない。
・年金月9万円の収入のみで、60歳の息子とふたり暮らし。家賃5万3千円で生活が苦しい。
・40代男性 銀行口座の名義貸しをして、5カ月拘禁された。執行猶予判決を受け、20日に釈放された。所持金が1500円しかなく、今日泊まるところもない。健康なので働きたい。
・1ヶ月前に会社を解雇され、寮からも追い出された。所持金もない。

2.労働に関する相談
(1)休業手当(休業支援金含む)
・60代男性 バス運転手。コロナで仕事がなくなり、休業補償ない。住宅ローンが残っている。
・コロナ軽症者の宿泊施設に派遣されて業務を行ってきたが、感染者が減少して仕事がなくなり自宅待機となった。休業補償は出ているが生活が成り立たない、どうしたら良いか。
・40代男性 自動車製造会社の派遣で働いている。10月1日~11月末まで部品が供給されないので休めと言われた。補償制度はないのか。

(2)その他
・40代男性 運送会社の正社員。飲食店向けの配送なので月収3万円減、ボーナスも半減。蓄えを食いつぶしてきているが、特別定額給付金以外に使える制度はないか。
・労働条件の変更があったが、事業主から説明がない。
・30代男性 臨時教員。15年間精神科に通院。職員の勤務態度や姿勢が合わず、退職を考えている。冬季一時金の基準日は、私病による休職は何日取得できるか。
・50代男性 昨年労災。今年9月復帰したが「どなりつける。安全靴で蹴られる」などのパワハラを受けた。左手にしびれがあり、配置転換を要望したがかなえられず。労基署に申請し勧告されたが配置転換なし。有給休暇を取るように言われ現在休んでいる。離職した場合の給付はどうなるか。

3.事業者からの相談
(1)支援制度
・40代男性 2021年5月に飲食店を開業。緊急事態宣言で時短となり、7月に協力金の申請をしたが未だに支給されない。
・60代夫婦で居酒屋自営。県の休業協力金の締め切りがテレビや新聞で周知されず申請期限を過ぎてしまった。問い合わせると「皆さん、スマホで確認されている」というが、自分らはガラケーなので確認できない。
・40代男性 自営業で月次支援金の申請準備中、2度目のワクチン接種をしたところ2か月ほど体調を崩し、申請期限を過ぎてしまった。事情を説明したが例外は認めないという。真面目に生活しているのに例外なしの対応はいかがなものか。
・旅館業自営。協力金の2期、3期がなかなか支払ってもらえない。後から追加資料の提出を求められたり、コールセンターに電話しても、きちんと対応してもらえず、「警察のOBや」と脅された。
・50代男性 雑貨小売業をしているが売上が大幅ダウン。高校生と大学生の子どもが4人おり、月次支援金10万円だけではどうにもならない。
・70代女性 個人事業主で収益減少。補助金の申請手続きをしたいが、要件が合わないと言われ進めることができない。どうすればいいか。
・50代 個人事業主。母親やきょうだいからのDVがある。緊急小口資金の手続きをしたいが、書類の書きたくないところはどうすればいいか。
・コロナで給与が下がり、家賃も払えない状態。個人事業主でも使える支援制度について知りたい。

(2)その他
・40代男性 建築現場で一人親方。コロナで収入減。カードローン有。コロナ貸付は近所の目が心配。
・40代女性 1月~9月まで飲食店休業要請に応じた。カラオケも使用していないが、契約上支払わなければいけないのか。
・自営業。支援制度は利用しているが、仕事がない状態で生活が苦しい。娘の奨学金の返済がたいへん。

4.住まいに関する相談
・自営業だが収入がない。車上生活をしている。

5.債務に関する相談
・30代男性 ネット関係の自営業。借金150万円、奨学金返済が残り120万円。自己破産をしたい。
・50代男性 母親と2人暮らし。借金が返済できない。心臓に穴が開いており入院・手術が必要。
・預貯金はあるが、収入はない。NHK受信料滞納。10万円請求されて困っている。
・自営業の夫がコロナ感染後、脳梗塞で入院し意思疎通ができない。金融機関等からの借入れがあるが詳細不明で業者からの督促電話があり、怖い。
・50代女性 息子の借金問題。イベントの仕事だがコロナで仕事無く大変だった。今は少しづつ持ち直していると聞いていたが、債権者から延滞金の案内が届き心配している。
・生活保護受給中。家賃滞納、税金滞納、携帯料金滞納(ブラックリスト)他。自己破産1回している。司法書士に相談し自己破産を勧められた。携帯がもてなくなるのがいや。
・50代男性 会社でのパワハラが原因でうつ病になり退職。母が亡くなり法要を行うために借金を重ねた。いま20万円の借金がある。

6.健康に関する相談
(1)コロナ感染・ワクチン
・昨年末コロナ感染し入院。退院後数日して仕事に復帰したが、平衡感覚がおかしくて仕事中に転倒し肋骨骨折。傷病手当金では生活していけない。
・40代男性 今年1月コロナに感染し、半年以上経つが原因不明の倦怠感と両手足のしびれが今も続いている。肉体労働を続けるのが厳しく近々退職予定。子どもに重い障害があって妻はその世話で働けない。預貯金ももうすぐ尽きてしまう。
・勤務先で民間検査キットを使い検査したところ陽性となった。保健所に連絡すると、自宅待機となったが、正式な検査が行われなかった。10日間の自宅療養で治ったが、保健所からは陽性証明は出せないと言われた。保健所からは謝罪があったが納得がいかない。
・コロナに感染し、90日間はワクチン接種を受けられないが、受けられるようになる時期以降のワクチン供給の情報が得られない。
・20代男性 県立の精神科の病院に入院中。新型コロナウイルスのワクチン接種を1回目は左にしたが、2回目は右に打っても良いか。

(2)その他
・生活保護受給12年目。パニック障害、うつ等で精神障碍者手帳もある。昨年1月までは外に出ていたし友達もいたが、気づいたら一人になっていた。コロナ禍でずっと引きこもり状態で精神状態が悪化し、不安感が強まっている。
・10年くらいメンタルクリニックに通院している。最近医者が信頼できない。

7.その他の相談
・子どもが専門学校に行っている。リモートばかりなのに学費が下がらない。
・40代女性 障がい者施設に2年前から入所。生活保護利用中。統合失調症と2年前に診断された。現在も受診している。障がい者手帳、障がい年金受給している。現在の施設を出て、一人暮らしをしたい。施設生活が嫌。統合失調症の診断に納得していない。内服も拒否している。
・コロナ禍において面会ができない、会食ができない、県外移動ができない状況を早く緩和してほしい。
・ひきこもりの50代の娘がいる。役場とか保健師などに相談をしているが、どうしようもない。


■国への要望
1.支援策に関する要望
・総合支援資金の借入れを延長してほしかった。
・時短営業の協力金の支給が遅い。協力を求めるなら先に支給してほしい。
・やることが遅い。すべて後手後手。もう1回、全国民10万円。主権者である国民の声を聴け。
・給付金がもう一度ほしい。
・コロナの治療を受けられていない人にきちんと対応してほしい。給付金だけでなく、医療や食料の現物給付をしてほしい。
・どうすればお金をもらえるのか、もう少し分かりやすくしてほしい。
・給付の期間を延長してほしい。
・給付金を充実させてほしい。
・コロナ関連の給付金の申請の仕方が分かりづらい。
・追加で定額給付金を出してもらいたい。

2.コロナ対策に関する要望
・コロナの検査を無料でしてほしい。
・コロナ感染後の後遺症対策をきちんとやってほしい。
・ワクチンの後遺症への補償をすべき。

3.国の施策に関する要望
・こんな時期に選挙なんておかしい。公務員の移動にお金使うなら国民に回してほしい。
・現役世代への支援が少なすぎる。
・援助にこぼれた者にも救いの手を。
・コロナ禍で就職氷河期となっている。緊急の対策を。
・普通に暮らせる世の中にしてほしい。
・支援制度の内容や、自分が当てはまるかどうかも分からず、死ぬしかない状態。何とかしてほしい。
・速く対応してもらいたい。



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